美しい桜の季節が過ぎ、日を増すごとにだんだんと暖かくなってきました。
ただ、日中と夜間の寒暖差はまだまだありますね。
本日はそんな“今“の時期にぴったりな羽織のご紹介です。



ANATOMICA USN SUMMER FLIGHT JACKET
COLOR: BEGIE / DARK NAVY
SIZE: XS / S / M / L
PRICE: ¥30,000+TAX

上に記載の写真は約1年着用した当店スタッフの私物です。
水を通すことで、この生地特有のシワ感が生まれ、体へのなじみも出てきます。


1950年代に実際にUS NAVY(アメリカ海軍)に支給されていた
夏用のフライトジャケットをデザインソースに作られているこちらのジャケット。
機能性を重視したディティールや素材感が最大の特徴です。


首元には小ぶりなラウンドカラー


背面に深めに配置されたアクションプリーツは、
前のジッパーを閉めた状態で着用しても窮屈さを全く感じさせません。
元来パイロットが操縦する際に着用していた作業用ジャケットで、
腕を自由に動かせるディティールです。


素材にはANATOMICAがオリジナルで製作した
“ARMY CLOTH”(コットン100%)と呼ばれるコットンポプリン素材を使用。
サラリとした質感は通気性に優れ、十分な強度も持ち合わせています。


ゆったりと独特のカーブを描くアームラインに対して、
程よく引き締める微調整された身幅がこの美しいシルエットを生み出しています。


前身頃に配置された4つのフラップポケットは、
機能性を重視したミリタリーならではの実用的なデザイン。


左胸の上部にはペンポケットが付きます。


ANATOMICA PARIS代表のピエール氏は、少しゆったりしたサイズを腕まくりし、
日常で使うノートやペンをポケットに入れて常に持ち歩いています。

個人的な意見ですが、洋服に付属される様々なディティールは、
デザイン以外の部分で実際に使う方は意外と少ないのかなと思います。
ANATOMICAの作る洋服は、当時のワークやミリタリーをモチーフにしているものが多く、
現代に多い、デザインに焦点を当てたものではなく、実際に使ってこそ「洋服として機能する」実用的なものだと思います。

また、そんな使い方が無理なく出来るウェアであり、
そうした使い方が自然とその服の味や雰囲気、さらには「愛着」に繋がっていくのだと思います。

最後にスタイリングのご紹介です。

JACKET: ANATOMICA USN SUMMER FLIGHT JACKET BEIGE
SWEAT: VINTAGE
SHIRT: ANATOMICA BD PULLOVER
PANTS: ANATOMICA 618 SLIMFIT
SHOES: WAKOUWA

JACKET: ANATOMICA USN SUMMER FLIGHT JACKET
INNER: ANATOMICA × MERZBSCHWANEN
PANTS: ANATOMICA TRIM-FIT PANTS POPLIN BLACK
SHOES: WAKOUWA


少しでも気になられた方、お問い合わせ・ご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております!

ANATOMICA TOKYO 03-5823-6186

スタッフ高桑